きじとらのギター雑談所

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ギターや音楽についてのあれこれ

【ギター】プリング・オフの基礎的練習フレーズ【TAB】

プリング・オフの練習フレーズ

こんばんは、きじとらです。

最近かなり寒くなってきましたね、そろそろ冬眠の準備をしましょう。

 

さて今回はプリングオフの練習フレーズを紹介していきます。

前回ハンマリングオンを取り上げたので、その続編といった感じですね。

www.kijitoraguitar.com

 

プリングオフとは?

まずプリングオフとは何か、何故ハンマリングオンとセットとされることが多いのかを説明します。

 

プリングオフというのは”指板を押さえた状態からピッキングをせずに指を離す動作だけで音を出す”奏法になります。

ハンマリングオンと一緒に語られるのは、フレーズの一連の流れの中で両方のテクニックを使用することが多いからです(このようなフレーズをレガートといいます)。

個人的にはハンマリングオンよりもプリングオフの方がテクニックとして難しいと思っています。

理由としてはプリングオフの方が音を出すために必要になる力が大きいからです。

うまく音を出すコツ

ハッキリとした音を出すコツですが、1音1音確実に鳴らすことが重要になります。

押さえている指を離すとはいってもそのまま上に指を上げて離すだけでは音はほぼ鳴りません。

感覚としては押さえた状態から弦を下に引っ張りながら離す(ハジく)と良いです。

ただ離すのではなく、弦を指に引っ掛けて引っ張りながら離す感じです。

注意点としてその時に力を入れすぎると音程が上がってしまうので注意しましょう。

他の弦に当たってノイズが出てしまう

若干下に引っ張りつつ指を離すという動作の都合上、離したときに指が他の弦に触れてしまい余計な音が鳴ってしまう。

という悩みが出てくると思うのですがそれについての対処法を考えていきましょう。

1弦の場合

1弦上でプリングオフを使用する場合は下に弦は無いので特に気にする必要はないと思います。

ですが弦のテンションが緩かったりネックが細いギターであったりすると、ネックから弦が落ちてしまう可能性があるので力加減に注意しましょう。

それ以外の弦

1弦以外ですが、僕の場合は2,3,4弦上でプリングオフする時はピッキングする方の手(右手)の中指、薬指等で鳴らしたくない弦に軽く触れてミュートしています。

ミュートの仕方は人それぞれなのですが、この方法は右手が触れている限りはほぼ確実にミュート出来るのでオススメします。

5,6弦辺りになってくると右手の側面でミュートしたり弦を押さえる方の手(左手)の指の腹でミュートしたりと場合によって様々です。

もちろんこれらを併用したりもします。

 

ミュートは基本的なことですが中々難しく、無意識に出来るようになるまで時間がかかりますが「今無駄な音鳴ってないかな?」と常に意識してフレーズの練習をするといいと思います。

それでは今回のフレーズを動画と一緒に見ていきましょう。

www.youtube.com

EX1

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開放弦を使用したフレーズです。

Xの紅やOzzy OsbourneのI don't knowでこのようなフレーズが出てきますね。

開放弦が絡んでくるプリングオフのフレーズは左手を一瞬ネックから離してしまっているのでミュートが難しいです。

こういうフレーズの時は右手で他の弦に触れてミュートしてみましょう。

EX2

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1,2弦上を行ったり来たりするフレーズです。

指を少し大きく開いて17Fを素早く押さえなければならないので最初はゆっくりのスピードでチャレンジしましょう。

僕はこのフレーズは左手でミュートをしています。

EX3

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低音弦のフレーズです。

プリングオフでは音を出すために必要な力が弦が細い1,2弦よりも太い5,6弦側の方が当然大きくなってきます。

それぞれの指でしっかり音が鳴らせるよう練習しましょう。

EX4

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1弦上で下降していくフレーズです。

しっかりと指板を押さえて1音ずつ確実に音を出しましょう。

上手く音が鳴らない場合はまず19-17-15ばかりを繰り返して練習、次は17-15-14を繰り返し…という風にポジションごとに形を覚えつつクリアしていくといいと思います。

因みに譜面の上についている”3”という数字は「これは3連符ですよ~」という意味です。特に気にしなくてOKです。

EX5

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開放弦交じりでの上昇下降フレーズです。

こういったフレーズの場合は1,2弦を完璧にミュートする必要があるので、僕は右手の中指を2弦、薬指を1弦に触れたままにしています。

そうすると左手が多少当たっても絶対余計な音は鳴りません。

また、開放弦交じりのプリングオフのフレーズはテンポが走りがちなのでメトロノームの音をよく聴いて合わせるようにしましょう。

あとがき

 いかがだったでしょうか。

ハンマリングオン・プリングオフでは弦を押さえる手の指それぞれを満遍なく鍛えることがとても重要です。

小指の筋力だけ明らかに足らない…ということにならないように日頃から練習していきましょう。

大体できるようになってきたら今度はピッキングで弾いてみると一石二鳥(?)ですね(^^♪